出展者のご紹介(1)/第1会場 KAYA gallery+studioでの展示販売

第2回かまくらブックフェスタ、第1会場での出展者のプロフィールをご紹介します。昨年も参加していただいたvia wwalnuts社、たらば書房、ナナロク社、サウダージ・ブックスに加えて、今年は新たに、医学書院、羽鳥書店、ECRIT エクリの3社にも参加していただくことになりました。それぞれ個性あふれる本たちを、どうぞお楽しみください。


via wwalnuts 社
一人の書き手が、自身にとっての最終メディアとして作り出した《via wwalnuts》叢書。手紙の形の本とも、本の条件を備えた封書ともいえます。このまま読者の郵便受けに届きますが、Amazonでも購入可能。初刷り40 部、綴じないで綴じた8 ページに、本の未来が厳密に設計されています。メールアートとしてもごらんください。[FOOTNOTE PHOTOS]の試みも加わりました。(2012年10月7日で、《via wwalnuts》叢書は創立2周年を迎えます!)
http://www.wwalnuts.jp/vww/


たらば書房
鎌倉駅西口にある新刊書店。お店の名前は季語の「たらば」に由来する。地元の本屋・たらば書房が選んだ本を販売します。時間帯によって並べられる本が変わっていきますので、本との一期一会の縁をお楽しみください。


ナナロク社
詩や写真集を刊行する出版社です。写真詩集『生きる』(谷川俊太郎/松本美枝子)、対談集『ぼくはこうやって詩を書いてきた 谷川俊太郎、詩と人生を語る。』(谷川俊太郎/山田馨)や『未来ちゃん』(川島小鳥)など、さまざまな本をご用意しています。こだわりのブックデザインで丁寧に作りこんだ一冊一冊をぜひお手に取ってご覧ください。
http://nanarokusha.com/


医学書
本郷にある医学・看護の専門出版社です。今回は六車由実さんの『驚きの介護民俗学』や熊谷晋一郎さんの『リハビリの夜』、田村尚子さんの『ソローニュの森』などの〈シリーズ ケアをひらく〉を中心に、知られざる「ケア」の世界を紹介する、読んでドキドキな本を販売します(「かるた」もあります!)。深くて身近なケアの世界に、ぜひハマってください。
医学書http://www.igaku-shoin.co.jp/top.do
かんかん! http://igs-kankan.com/


羽鳥書店
美術書法律書人文書を中心とした出版社です。「不忍ブックストリート」界隈、文京区千駄木からやってきました。手軽に読める「はとり文庫」から、1 冊千頁の大著、高山宏『新人文感覚』(全2 巻)まで幅広く販売します。ずっと手許に置きたくなるような本をめざして、内容はもちろん、紙・印刷・造本・装幀までこだわった本づくりをしています。ぜひお立ち寄りください。
http://www.hatorishoten.co.jp/


ECRIT エクリ
エクリは詩画集を中心に出版活動をしています。近年はアルセーニイ・タルコフスキー(映画監督アンドレイ・タルコフスキーの父)詩集『白い、白い日』(写真:鈴木理策)、ロベール・クートラス作品集『僕の夜』などを上梓。『空と樹と』『樹と言葉』に続き、三冊目となる樹の本『木々の戦い』(ウエールズの吟遊詩人タリエシン作)を準備中。ブックフェスタ会場で予約を受け付けます。
http://www.e-ecrit.com/


サウダージ・ブックス
本のある世界ではなく、本のない世界とのつながりが大切だ。饒舌になることよりも、寡黙に耳をすませることが大切だ。時には書物から遠く離れること、書物を思い切って放擲すること。情報文化のなかで、じっと冬眠すること。そうすることで、極小の、野性の本をゆっくりと編むこと。風を友だちにすること。島々を歩いて、手づくりした本を、未来の懐かしい人に届けること。出会った人とともに、ちいさな歌をうたうこと。
http://saudadebooks.jimdo.com


港の人
私たちは、詩集や文芸書などを出版する鎌倉の由比ケ浜にある出版社です。ゆかりのある詩人、北村太郎の本や、「四月と十月」との共同制作による「四月と十月文庫」シリーズなど、自社出版物を販売します。また、活版印刷で制作した詩集や歌集、装幀にこだわった本も多数あります。ぜひ手にとって、じっくりと本を楽しんでください。
http://www.minatonohito.jp/