ワークショップ&トークイベントのお知らせ

かまくらブックフェスタ2日目、10月7日(日)に開催するワークショップとトークイベントをご紹介します。



会場:大町会館2階和室

1、ワークショップ
ガリ版で作る蔵書票&切って折るだけスネーク・ブック

講師:リン版画工房(ツバメ活版堂)城戸優子

ガリ版で蔵書票を作ろう〉
ガリ版はかつて学校などでよく使われた少量簡易印刷技術です。今では材料も生産されなくなり、まぼろしとなりつつあるガリ版を体験してみましょう。切って折るだけの本〈スネーク・ブック〉も作ってみよう。
(持ちもの:4センチ×5センチくらいの下絵、エプロン、汚れても良い服装)

【蔵書票って?】
蔵書票は、15世紀頃ヨーロッパで始まったとされます。当時は本が貴重品で、持ち主が判るように本の内側に名前の入った票を貼りました。時代とともに、小さな美術品として蒐集されたりしています。〈EX LIBRIS〉と書いてあるものが多く、これはラテン語で「蔵書からの1冊」という意味です。


〈スネーク・ブックを作ろう〉
1枚の平たい紙を折って切るだけで、立体的な本が出来ます。自分だけのオリジナルメッセージブックに仕立ててみましょう。当日、どなたでも参加できます。


ガリ版WS
日時:10月7日(日)10時〜13時
参加費:3,500円(スネーク・ブック制作も含まれます)
定員:4名(要予約)

スネーク・ブックWS
日時:10月7日(月)14時〜15時
参加費:1,000円
定員:定員なし(当日受付のみ)



*ワークショップの時間帯のみ、同会場で「リン版画工房/ツバメ活版堂/北極書店」制作による活版作品その他を販売いたします。



2、トークイベント
「本」をおくる via wwalnuts叢書2周年

出演:平出隆(詩人)
日時:10月7日(日)16時〜17時半
入場料:800円

詩人・作家・批評家としてだけでなく、造本家・写真家としての顔ももつ平出隆さんによる講演。郵便という形で「本」をおくる出版プロジェクト〈via wwalnuts叢書〉は、今年10月7日でめでたく2周年を迎えます。本をおくる、ことばをおくる、写真をおくる。「郵便」という形に託された〈via wwalnuts叢書〉の、2年間のあゆみと今後の展望について語っていただきます。

平出隆 (ひらいでたかし)
1950 年福岡県生れ。詩人、作家、多摩美術大学教授。詩や小説や評論の仕事のほか、加納光於河原温、ドナルド・エヴァンズなどの美術家とのあいだに成った著書がある。一方、さまざまなブックデザイン、自著への注釈としての写真展[FOOTNOTE PHOTOS]のシリーズも手掛ける。自装による長篇評伝『伊良子清白』は、2005 年春、ライプチヒでの国際ブックフェアにおける「世界でもっとも美しい本」賞の候補となった。



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ワークショップ、トークイベントのご予約は港の人(担当・月永)まで。メールまたはお電話にてご予約ください。
(mail:info@minatonohito.jp/tel:0467-60-1374)