WS「ガリ版で作る蔵書票&切って折るだけスネーク・ブック」のご紹介

ガリ版での蔵書票制作。

*蔵書票を貼り付けたスネーク・ブック。

*切手など、好きなものを貼り付けることもできます。

*本体・帯の紙の種類は自由に選ぶことができます。


ガリ版WSは、定員残り1名です(9月19日現在)

10月7日(日)に開催するワークショップ「ガリ版で作る蔵書票&切って折るだけスネーク・ブック」は、かつて学校のお便りなどの少量印刷に活躍したガリ版の体験と、平面の紙から「本」へと変わる「かたち」について学ぶワークショップです。

「蔵書票は、15世紀頃ヨーロッパで始まったとされます。当時は本が貴重品で、持ち主が判るように本の表紙の裏に名前の入った票を貼りました。時代とともに、小さな美術品として蒐集されたりしています。〈EX LIBRIS〉と書いてあるものが多く、これはラテン語で「蔵書からの1冊」という意味です」(講師より)

ガリ版で作る蔵書票には、絵や文字を自由に描くことができます。自分の名前やトレードマークとなるような絵、好きな言葉などを印刷し、自分だけの大切な本に貼って特別な一冊をつくったり、友人への贈り物にしたり、さまざまな使い道があると思います。子どもの名前入りの蔵書票を作り、絵本に貼って名札代わりにしてもいいかもしれません。

今回のかまくらブックフェスタのテーマは「ことばをおくる」。自分だけのオリジナル蔵書票を作って、自分に、あるいは大切な誰かに、本とことばを届けてみてはいかがでしょうか。

また、一緒に制作するスネーク・ブックでは、好きな紙を選んで自分だけの小さな「本」を作ります。ここに蔵書票を貼ってもいいですし、切手やカードなど、好きなものを貼りつけることもできます。

印刷や本づくりの作業に触れられる貴重な機会に、ぜひご参加ください。
(写真提供:リン版画工房/ツバメ活版堂)


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【講師紹介】

リン版画工房
1990年鎌倉市に開設、1996年藤沢市に移転。作家(加納光於先生、他)・画廊・出版社などから依頼された「版画制作」、一般の方を対象とした「版画教室」、版画を身近に感じていただける「出張講座」、「版画プレス機や版画ゴムローラーなどの販売」、作家の方との「共同出版」を行っています。HPはこちら

ツバメ活版堂
ツバメ活版堂は、リン版画工房の活版部門です。活版と版画、古版木と活字の作品を作っています 。あくまでも版画をベースにした作品を中心にしています。 活版体験プログラムあります。HPはこちら