かまくらブックフェスタ同時開催イベントのお知らせ1

かまくらブックフェスタの期間中、会場とは別の場所でも「本」にまつわるイベントがいろいろと開催されます。ブックフェスタをきっかけに、鎌倉の街全体が本を楽しむ場所になっていけばいいな、と思います。

まずご紹介するのは、鎌倉大町の山の上にある「鎌倉ハウス」でのイベントです。鎌倉の山の中に立つ白い一軒家にて、ブックフェスタ期間前後にすてきな図書室がオープン、そして23日にはトークイベントも開催されます。

鎌倉ハウスはかまくらブックフェスタ会場からは徒歩15分程度です。鎌倉散策ついでにお立ち寄りください。

他にも、同時開催イベントがいくつか予定されています。随時紹介していきますのでどうぞお楽しみに!



かまくらブックフェスタ同時開催イベント in 鎌倉ハウス


その1 対談イベント「本屋と学者の泉鏡花
熊本・橙書店店主の田尻久子さんと、日本近代文学研究者、野口哲也さんの泉鏡花についてのトークイベントです。おふたりにとっての「泉鏡花」についてお話いただきます。

会場:鎌倉ハウス鎌倉市大町4-8-36)
開催日:9月23日(月・祝)18時30分〜20時
料金:1500円(1ドリンク付)
定員:30名
お申し込み:メールもしくはお電話にて「対談希望」とし、お名前、ご参加人数、メールアドレス、ご住所、お電話番号を下記までご連絡ください。
予約受付 TEL 0467-39-5556 / MAIL info@kamakurahouse.com

田尻久子(たじりひさこ)
熊本の「cafe&zakka orange」「橙書店」店主。
http://www.zakkacafe-orange.com/

野口哲也(のぐちてつや)
都留文科大学国文学科准教授。
日本近代文学研究。専門は特に泉鏡花を中心とした幻想文学
東北大学大学院博士課程修了。鳴門教育大学講師、同准教授を経て現職。
主要論文に「唄声の重層性について―『草迷宮』論」、「泉鏡花における語りと変身―アプレイウス「黄金のろば」との対比から―」、「「鏡」としての物語―「眉かくしの霊」論」、「「白鬼女物語」から「高野聖」へ―森田思軒訳「金驢譚」の受容と方法―」など。


その2 『暮しの手帖』バックナンバー図書室
暮しの手帖』創刊号から300冊ほどをご自由にお読みいただけます。バックナンバーをお貸し出しくださるのは、熊本の橙書店さんです。

会場:鎌倉ハウス鎌倉市大町4-8-36)
開催日時:9月20日(金)〜26日(木)10時〜18時
*入場無料。どなたさまでもご自由にお入りいただけます。


その3 「本・雑誌の修繕体験ワークショップ」
綴じがほつれてしまった本やページがやぶれてしまった雑誌の修復、本と雑誌の「直し」について必要な心得を学んでいただき、実際に古い『暮しの手帖』の修繕を体験していただくワークショップです。大事にしている本や雑誌を手当して、長く読み続けたいと思われている皆様、ぜひご参加下さい。

会場:鎌倉ハウス鎌倉市大町4-8-36)
日時:9月21日(土)(1)13時〜15時/(2)16時〜18時
料金:1500円(材料費込、飲みもの付)
定員:各回10名(要予約)

お申し込み:メールもしくはお電話にて「修繕ワークショップ希望」とし、お名前、ご参加人数、ご希望の回((1)もしくは(2))メールアドレス、ご住所、お電話番号を下記までご連絡ください。
予約受付 TEL 0467-39-5556 / MAIL info@kamakurahouse.com

講師
笠井瑠美子(かさい・るみこ)
武蔵野美術大学卒。印刷会社勤務を経て、デザイン制作会社勤務。手製本工房まるみず組井上氏に師事する傍ら、本に関するイベントや、本のしくみ・構造を伝える製本ワークショップを主催。


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