イベントの予約受付、始まってます。

ブログでのご報告が遅れましたが、第4回かまくらブックフェスタは、全部で13の出展者が決定し、トークイベントの内容もホームページにて告知開始されています。
今年初めて参加なさる出展者の方々を簡単にご紹介します。
まずは、ブック・デザイナーである松田行正さんのプライベートプレスである「牛若丸出版」。圧倒的な存在感の本の数々と出会える貴重な機会となりそうです。
そして「PARCO出版」。今でこそ企業の文化発信は当たり前になりましたが、PARCO出版のスタートは1975年と言いますから先駆的存在と言えるでしょう。アートから文学、実用書まで、幅広いジャンルの本を持ってきてくださると思います。
「ヒロイヨミ社」は、「雨の日」「恋文」「月の句集」など、いろんな心ひかれるテーマで限定部数のアンソロジーを制作・発行しています。活版印刷と手製本の美しさを、ぜひ手にとって確かめていただきたいです。
「左右社」は、2005年設立の出版社。片岡義男鴻巣友季子の『翻訳問答』はじめ、『日本人論争 大西巨人回想』『ラインズ』などなど、話題の本の数々に出会えるでしょう。
そして、嬉しいことに大阪からはるばるやって来てくださるのが、「編集工房ノア+ぽかん編集室」。文芸書を数多く出している編集工房ノアは、港の人が勝手に先輩と仰ぐ存在。「ぽかん」は、今年4号目が出された文芸のリトルプレスですが、内容の充実度でおおいに話題をよんでいます。
最後になりましたが、今年は「ツバメ出版流通」という取次も参加してくださることになりました。ホームページを開いてくだされば、最近「おやっ、おもしろい本を出しているな」と感じた版元の名前を見つけることができるのではないでしょうか。
そして、トークイベント。14日は、港の人より新刊『わたしの東京風景』を出してくださった鈴木伸子さんと、鎌倉にお住まいの沼田元氣さんの対談。沼田さんのお店のコケーシカは、港の人の事務所のすぐ近くですが、やっとお近づきになることができそうです。
15日は、毎回via wwalnutsで参加していただいている平出隆さんと、画家の加納光於さん。50年以上も鎌倉にお住まいという加納さんにお聞きしたいお話は無数にありますが、今回は、装幀のお仕事に話題をしぼって平出さんと対話していただきます。おふたりは『雷滴 その研究』を共同制作されてもいます。
イベントのご予約は、メール、お電話、ファックス、どれでも大丈夫ですが、留守をしているときもありますので、メールやファックスですと助かります。また、鎌倉駅西口のたらば書房で、前売り券をお買い求めいただくこともできます。定員50名様となりますので、お早めにどうぞ。
ブックフェスタHPでは、チラシのダウンロードもできます。今年も盛り上がりそうなかまくらブックフェスタ、みなさまのご来場をお待ちしています。