第5回かまくらブックフェスタまで、あと1か月

かまくらブックフェスタ」、来月の開催に向けて、準備を進めています。今年も、おなじみの出展社のかたがた、そして、新顔の出展社のかたがたが合わさり、充実した顔ぶれがそろいました。

今年初めて参加くださるのは、写真集をメインに出されている「赤々舎」さん、ロシア文学中心のひとり出版社「群像社」さん、同じくひとり出版社の「夏葉社」さん、そして、書誌学や古書にかんするエッセイで知られる扉野良人さんのプライベートプレス「りいぶる・とふん」さん、そして、地元鎌倉から古書店「ブックスモブロ」さん。また、港の人の事務所近くのコーヒー焙煎店「モデラート・ロースティング・コーヒー」さんにも参加いただいて、会場でコーヒーをふるまっていただきます。

トークイベントも、もちろんやります。
第1日目は、芥川賞作家の長嶋有さんと、昨年港の人から句集を出していただいた若手俳人佐藤文香さん。長嶋有さんは20年も句作を続けてこられたというのですが、昨年とうとうデビュー句集を出版されました。というわけで、俳句のおもしろさについてぞんぶん語り合っていただきます。
第2日目は、ブックフェスタ第1回目から恒例となっている、平出隆さんのトークです。今年は対談のお相手として、郡淳一郎さんに登場願います。ベテラン編集者である郡淳一郎さんは、雑誌「アイデア」に「オルタナ出版史」三部作を発表し注目を集めました。「オルタナ出版史」は、1923年から1994年までの出版物1500点を独自の視点で集め、美しい写真とともに紹介したものですが、ただ美しい本を愛でるというのではなく、本とは何か、出版とは何かという問題を提起するプロジェクトです。本というものについて、今までとは違った角度から考えてみたいかたは必聴の対談になると思います。
トークイベントは定員50名様になっており、すでに予約の受付を開始しております。ご希望のかたは、港の人までご連絡ください。→kamakura@minatonohito.jp
また、鎌倉では、駅西口「たらば書房」、大町「ブックスモブロ」、由比ヶ浜モデラート・ロースティング・コーヒー」、そして港の人事務所でも、チケットの販売をおこなっております。こちらもご利用ください。

今年からは昨年までとは違う新しい会場になり、2会場に分かれていたのも、ひとつの会場に集まります。美しい庭のある古民家で、ゆったりと本を楽しむ時間を過ごしていただければと思います。

詳細は公式サイトのトップページへ。チラシのダウンロードもできます。
10月10日と11日の2日間、皆様のお越しをお待ちしています。