出展社のご紹介:ブックスモブロ、MODERATO ROASTING COFFEE、港の人

明後日にせまった「かまくらブックフェスタ」、地元鎌倉からの参加メンバーをご紹介します。

まずはブックスモブロ。ふだんからお世話になっている、古書店です。先月、5周年を迎えたとのことですが、毎年初夏に鎌倉で催される「ブックカーニバル」を中心になって盛り上げてくださっています。古書のほか、新刊本、各地のミニコミ誌などもていねいにセレクトされていて、心地の良いお店です。
ことしは、デザイン書、写真集、リトルプレスや絵本など幅広いジャンルの古書を持ってきてくださるとのこと。芹沢けい介全集やクロッキー全集などもサンプルを持ってきてくださるそう(購入は全巻揃いのみ、とのことでちょっと勇気がいりますが)。また、今月末から、モブロ店内で開催予定の「蔵書票展」にあわせて、蔵書票の作品集もあるとのことですので、これも楽しみです。

そして、モデラート・ロースティング・コーヒーは、港の人の事務所近くにあって愛用させていただいているコーヒー焙煎店。
会場でコーヒーを淹れ、カレーライスやパンも販売してくださる予定です。ご来場の皆さんには、くつろいでいただきながら、ゆっくり本を選んでいただければと思っています。

そして、港の人は、新刊を皆さんにぜひ見ていただきたいと思っています。空中線書局の間美奈子さんに装幀をしていただいた、鎌倉在住の文芸批評家、新保祐司さんの若き日の著作の復刊『鬼火』、好評いただいている斉藤斎藤さんの『渡辺のわたし 新装版』角川春樹の最新句集、真っ黒なクロス装に芙蓉の花の模様を押した中上健次への挽歌『健次はまだか』、そして、四月と十月文庫の最新刊、ライター遠藤哲夫さん『理解フノー』など、いろんな顔をした本たちですが、どれも大切な港の人の子どもたちです。どうぞよろしくお願いします。